クリガニはまずい?いえ、超お買い得なカニです。旬・値段の秘密・毛ガニとの違い

珍味

みなさんクリガニというカニをご存知でしょうか。
毛ガニに匹敵する美味しさにも関わらず、毛ガニの5分の1ほどの値段で買う事のできる超庶民的贅沢食材。それがクリガニです。

しかしいつでもどこでも食べられる訳では無く食べられる時期や産地が限定されているため、こんなにも理想的な食材にも関わらずあまり知名度が上がらなかったのです。

ですが近年流通技術が発達したことにより、産地でなくても新鮮なクリガニが手に入るようになったのです!
先日関東の鮮魚店でも生きたクリガニを見かけて即買いしました。

あなたの近くのスーパーにもクリガニが入荷しているかもしれません。見落としていたら勿体ない!
あなたもこのブログを読んでクリガニに目覚めて、手軽に贅沢してみませんか!

クリガニの旬と産地

クリガニの産地は北海道沿岸・ベーリング海・アラスカからカリフォルニア沿岸と、主に北部の寒い海です

比較的浅い海に生息しておりたまに磯にも上がっているようなので、産地では「釣りのついでにクリガニ拾って来た」ということもあるみたいです(笑)

その環境めちゃめちゃ羨ましいですね。こんな美味しいカニを拾って食べられるなんて…。

は主に春から初夏です。
クリガニの旬が来た頃に産地ではちょうど桜が見ごろになっていた事から、クリガニの事を別名「サクラガニ」もしくは「ハナミガニ」とも呼ばれ花見には欠かせないカニとして扱われています

※正確にはサクラガニと呼ばれているかには近縁種の「トゲクリガニ」であるという説が濃厚ですが、ほぼ違いが無く味わいもあまり変わらないので同じものとして考えています。学術論文じゃないんだからちょっとくらい曖昧でもいいのさっ。

クリガニはほぼ旬の時期にしか流通しないカニなので、春から初夏にかけてはスーパーの鮮魚コーナーを
注意深く見渡して、見つけたら即買いして食べてみましょう!

クリガニと毛ガニとの違い

毛ガニとクリガニはめちゃくちゃ見た目が似ています。素人目では全然違いが分からないほどです。
それもそのはず、毛ガニとクリガニはどちらもクリガニ科であり種類的に近い関係なのです。

しかし、その値段は全っ然違います!毛ガニのキロ単価が約5000円に対して、クリガニのキロ単価はなんと驚愕の1000円!5倍近く違います…。
クリガニは毛ガニより少し小ぶりなので、一匹あたりで比較するともっと安く感じますよ

え~、そんなに安いのならあんまり美味しくないんじゃないの?と思ったそこのあなた。ちょっと謝ってください。(誰に)

お世辞抜きでクリガニは毛ガニと遜色ないほどの味わいなのです。毛ガニの代名詞であるカニ味噌もクリガニにはしっかり入っており、甘味があって濃厚でとても美味しいです。
足の身も毛ガニ同様に味が濃く、何の調味料もなしで十分なほどです。

まぁ唯一欠点を挙げるならクリガニは毛ガニより小ぶりなので、足の身は満足できるほどは取れないってことくらいでしょうか。

さらに毛ガニでは味わう事のできない珍味「内子(雌の卵)クリガニでは味わうことができるのです!※毛ガニのメスは基本的に禁漁なので、毛ガニの内子は食べたくても食べられません。

どうです?知れば知るほど魅力的になってきません?

クリガニはなぜ安い

「こんなにいいとこいっぱいのクリガニなのに、何で安いの?」とお思いの方もいると思います。
少々僕の推察が入りますが、安さにはちゃんと理由があるのです。

1、旬の時期でないと味もサイズも落ちてしまう

旬に漁獲されるクリガニは一年を通して最も安定的に大きいサイズが並びます。それでも元々小ぶりのカニなので、足の身などは少ししか取れません。

しかし、旬以外となると成長段階のクリガニが多く含まれてしまいます。小さすぎるクリガニは足の身はおろか、体の身もかなり少なくなってしまい食べ方が極端に制限されてしまいます。

また味も旬以外だと落ちてしまう事が多く、期間限定のカニであるため市場価値を付けにくいのです。

2、鮮度劣化が早い

カニ全般に言えることではあるのですが、カニは鮮度の劣化がかなり早いです。なので冷凍品、もしくは生きたものでなければ食中毒になる可能性があります。

そして産地が都心から遠いので、なかなか鮮度の良いクリガニは流通せずほぼ産地で消費されていたため安価で取引されていました。

しかし流通技術が発達して関東にも生きたクリガニが届くようになってきたので、一般的に普及し始めるともしかしたらクリガニの高騰はあり得るかもしれませんね(´;ω;`)今がチャンスですね(笑)

美味しいクリガニの見分け方

どうせならクリガニの中でもとびっきり美味しいクリガニが食べたいですよね!
ということで、美味しいクリガニを見分ける3つポイントを紹介します。

1、重いクリガニを選ぼう

クリガニは重いものを選びましょう理由としては、まず単純に重い方が身入りが良いからです。クリガニは元々小さめのカニなので身入りはかなり重要で、身入りが少ないと食べた時の満足感が半減してしまいます。

また、軽いクリガニは脱皮してからあまり時間が経過していない可能性があります。カニは脱皮にかなりの体力を使うので、脱皮したてのクリガニは身入りが悪く味もかなり落ちてしまいます。なのでクリガニを購入する際は実際に手に取って重さを確認することをおススメします

2、色の濃いクリガニを選ぼう

全体的に黒っぽいクリガニを選びましょう。クリガニは成熟すると甲羅や甲羅を覆う毛の色が濃くなっていきます。成熟するにつれて身も味噌も濃厚になり、香りも芳醇になってきます

また色合いが成熟度合いを示すので、身入りの良さにも関係してきます。もちろん色が濃い方が身入りが良いですよ!

3、鮮度の良いクリガニを選ぼう

先ほども言いましたが、カニは鮮度が命です。死んでいるクリガニはできるだけ避けましょう。

そして生きているカニを選ぶ際にも一番元気に動き回っているやつを選びましょう。そういうやつは家に帰っても生きているので、最高の鮮度で食べられます。洗う時や調理の際ちょっと怖いですけどね(笑)

裏技編 ~雌の見分け方~

やはりクリガニを買うなら「内子」の入ったメスを買いたいですよね
そこでクリガニのオスメスの見分け方なのですが実は意外と簡単で、なんとクリガニを裏返してみればすぐ分かるんです。

クリガニを裏返してお腹を見ると「ふんどし」と呼ばれるふたのような部位があります。その部分がしっかり三角形になっているものがオス少し丸みを帯びた形になっているものがメスです。※参考画像が無くて申し訳ない…。撮れたら更新します!

カニ味噌甲羅焼きが至高…

クリガニの食べ方は茹でて食べるのが一般的ですが、茹でてしまうと旨味や栄養成分の一部がお湯に溶け出し美味しさが半減してしまいます

そこでおすすめなのが「蒸し」です!

蒸しガニにするとカニの風味や旨味がしっかり閉じ込められた状態で火が通るので、クリガニ本来の美味しさが損なわれません。

こいつが
こうなります。

そして蒸し上がったクリガニの甲羅を開けると、中にはたっぷりの味噌と身が詰まっています
それを丁寧にほぐして食べやすいようにし、足の身もほぐして甲羅の中に入れて味噌と絡めます。

溢れんばかりの身と味噌が詰まったその甲羅をじっくりと焼くと…

クリガニの香ばしいにおいが漂う「カニ味噌甲羅焼き」が完成しました!

濃厚な旨味甘さのある身に、もっと濃厚な旨味と嫌みのないほろ苦さの味噌が合わさって…

これぞまさに至高の一品!!!

すみません少々取り乱しました。

それにしてもこんなに贅沢な一品が庶民的値段で買えるのは本当にお得だと思います。
みなさんにも是非この「究極のコスパ」を体感してもらい、クリガニにはまっていただけたらなと思います!

魚の便利帳記入

皆さんおなじみ魚の便利帳

では20種類目を記入致します。 ※魚の便利帳300種全部食べようという設定です 。

意外な奴が載ってる便利帳。

次回は、「殻付き牡蠣(カキ)一斗缶買い~旬や栄養素も~」です。
牡蠣好きは必見ですよ!

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