どうも、コウヅです。
今回はホッキ貝について書いていこうと思います。
ホッキ貝の豆知識
みなさんホッキ貝がどういった形をしている貝かご存知でしょうか?多分お寿司や炊き込みごはんとかで食べた事はあるけど貝殻は見たことないな~って人が多いと思います。なので親切に写真載っけておきまね。(何様)
意外とでかい!って思った方。すごく同感です。僕も最初見たときは「うわ、でか!」って思いましたもん。まぁサイズは個体差がありますが、アサリとかハマグリとかと比べると大きくて丸っこい感じの貝です。
そもそもこのホッキ貝、実はホッキ貝じゃないんです!(何言ってんだコイツ)
何言ってんだコイツと思わないで下さい(笑)ホッキ貝って言うのは実は正式名称ではなく「うばがい」というのが正式名称みたいです。漢字で書くと「姥貝」ちなみにホッキ貝は「北寄貝」です。この貝は漁獲量の6割以上が北海道で、強い北風により海岸に打ち上げられることから北寄貝と呼ばれるようになったんですって。ほぼ一生使う事が無いであろう無駄豆知識ですね~。これからこういうのいっぱい書いていこうと思います!
旬と栄養素
旬は主に冬から初春までとされています。産卵期は6月で、冬場に脂肪分や栄養を蓄えて海が温かくなってきた頃に蓄えたものを産卵の為に使います。なので栄養を蓄えている時期が最も身が詰まっていて美味しく、逆に産卵後は栄養を使い切り身も痩せて旨味も少ないのです。
栄養素として特徴的なのは何といってもビタミンB12が豊富に含まれていることでしょう。このビタミンB12は赤血球中のヘモグロビン生成を助けたり、脳から神経伝達を正常に保つ働きがあり、 悪性の貧血に有効なビタミンなのです。この栄養素、実は野菜からはほとんど摂取できないのです。野菜食っときゃ健康っしょと思っていたそこのあなた!ちゃんとホッキ貝も食べなくてはいけませんよ!(レバーでも可)
またホッキ貝には旨味成分であるアミノ酸も豊富に含まれています。 疲労回復の原因となる乳酸の蓄積を抑制、血圧の上昇を抑える働きや、肝臓に働きかけコレステロール値を下げたり、肝細胞の再生を促し肝臓の機能を正常に戻す効果(酒飲み歓喜)のあるタウリン。高血圧や脳卒中の予防、保湿作用・酸化防止作用もあり、美肌効果も期待できるグリシンなど、美味しくて健康にも良い一石二鳥の栄養成分がたっぷり入っています。
捌き工程
※一応断っておきますが、僕はめちゃめちゃ素人なので「捌き方教えます」という感じでは無く、「YouTubeを駆使して捌き方を見様見真似でやってみたらこんな感じになりました」という体験記的なものという認識で読み進めてもらえると幸いです。(ホントに上手くなるまでこれ毎回書こう。)
まず、貝を開く為に貝柱を外します。ホッキ貝の貝柱は2か所あるので注意してください。
貝の口の部分からナイフを入れて、貝殻にそってなぞるように貝柱を外していきます。
外し終えると反対側の貝柱も同じように外していきます。
完全に貝殻と分離したら次は貝ひもを引っ張って、身だけを取り出します。
身の本体も良く肥えていて美味しそうですね~!
次は身の中の内臓を取り出していきます。
身の黒くない方(呼び方は知らん)から包丁を入れて完全に二つには割らずに開きます。
開いたら内臓をきれいに取り除いて
なぜか写真では裏向けているのですが、きれいになりました!(怪しい)
あとはお好みの大きさに切り分けてホッキ貝のお刺身の完成です
実食!
ホッキ貝の身は浅利やハマグリのような身質で、弾力はあるがコリコリするほど固くはないという食感でした。
味は旨味が強く、噛めば噛むほど甘味が増してくるので飲み込むのが勿体ないと思い全部食べきるのにかなりの時間を要しました。(7分くらい)
今回は生で食べたのですが、ホッキ貝は火を通すときれいなピンク色になり甘味も増すそうなのでこれも今度やってみようかなと思います。
※春の貝祭りの使い回しです笑。
魚の便利帳記入
ではいよいよ記念すべき第1種類目の記入です。
食べたよって印をどんな風にしようか色々考えたんですが、全然いい案が思い浮かばなかったのでとりあえず
シンプルに魚食サインで。これをあと300ページくらいに書き込む予定です。
では、次回平貝編を書くのでよろしければそちらもご覧下さい~!
コメント