春の貝祭り~貝食べ比べ~【平貝・白ミル貝・ホッキ貝・ホタテ】

貝類

どうも、コウヅです。今回は題名の通り平貝白ミル貝ホッキ貝ホタテを食べ比べした話をしていこうと思います。 え、魚たべよってブログなのにいきなり貝かよって?つっこみたい気持ちはわかります。でも仕方ないんです。だって…
今が旬なんですもん
やっぱり食材は旬に限りますよね~、美味しい安いし栄養価も高い!
食材の旬を知れば得することが盛りだくさんですね!(誘導↓)
このブログではこれからも旬の魚介類情報発信していくんで是非定期的にチェックしてて下さいねー(宣伝)

二枚貝の食べ比べ

では早速4種の貝の食べ比べをしていこうと思います。あ、ちなみに4種それぞれのさばき方や栄養価などの詳しい情報は個別で記事にするので、貝マニアの方は是非そちらもご覧ください。

・平貝

まずは平貝です。
平貝の貝柱はほどよい甘味があり、食感は弾力のあるコリコリというよりは少しサクサクとした食感でかなり独特のものでした。

一人で炙っているとこを撮影するのむずい…
香ばしいいい香りがします。(きっと伝わって無い)

平貝は炙ると旨いという情報を得たので半分だけ炙って食べ比べてみることにしました。炙った方がサクサク感が増し、香ばしい風味もプラスされ、甘味も増します。生のままでも十分おいしいのですが、家にバーナーのある方は炙って食べるのをおすすめします。

・白ミル貝

次は白ミル貝
白ミル貝は身や貝柱ではなく水管と呼ばれる部分が主に食べられる場所で、上の写真は水管部分だけを刺身にしたものです。
白ミル貝の水管はコリコリとした「THE 貝!」といった食感です。(アバウト)具体的にはアワビに近いですけどアワビよりは気持ち柔らかめという感じです。なのでかなり薄くスライスした方がおいしいのではないかと思いました。(今度やります。)
味はかなり強めの甘味と旨味があってとても美味しかったです。今回食べた貝の中で一番味の主張が強かったような気がします。
ただ独特の風味があり、磯臭さとはまた違った白ミル貝ならではの風味なので好き嫌いは分かれると思います。(私は好きです。)

・ホッキ貝

続いてはホッキ貝
ホッキ貝の身は浅利やハマグリのような身質で、弾力はあるがコリコリするほど固くはないという食感でした。平貝よりは固く、ミル貝よりは柔らかいといった具合です。
味は旨味が強く、噛めば噛むほど甘味が増してくるので飲み込むのが勿体ないと思い全部食べきるのにかなりの時間を要しました。(7分くらい)
今回は生で食べたのですが、ホッキ貝は火を通すときれいなピンク色になり甘味も増すそうなのでこれも今度やってみようかなと思います。

・ホタテ貝

最後はホタテ貝
ホタテ貝だけは生で食べずにバター醤油焼きにして食べました。完全に食べ比べ企画無視ですね。すみません。
お詫びにおいしそうな画像貼ります

バターをたっぷりのっけて
醤油を垂らして完成!

おいしそうでしょ?(笑)
ホタテのバター焼きはまぁ説明不要だとは思いますが、めちゃくちゃ美味かったです。醤油バターの強烈な味と風味にも負けないホタテの優しい香りと甘味は絶品でした。やはり一番味が濃くておいしいのは貝柱なんですが、意外とあの三日月型のオレンジのやつ(生殖巣というらしい)もバター醤油焼きにするとかなりおいしいですね。
しかし、今回貝類色々食べてみて思ったのですが緑色の部分は総じてあまり美味しくない、というか高確率で砂が混じっているということが判明しました。(コウヅ調べ)
コウヅ調べでは心もとないのでちゃんとネットで調べてみたところホタテの緑の部分は中腸線もしくはウロと呼ばれる部分で有毒プランクトンなどを蓄積している場合もあり、運が悪ければ食中毒を引き起こすこともあるようです。なので、余程の理由がない限り(多分みんなない)ウロを食べることはおすすめしません。

貝ひも・肝バター醤油ソテー

見た目悪いな…

お刺身を作った時にそれぞれの貝から取れた(ホタテ貝以外)
貝ひもと肝をバター醤油で炒めて食べてみました。
平貝のひもはコリコリした食感でクセもほとんど無くバター醤油とかなりマッチしていました。ホッキ貝のひもも同様に弾力のある食感で、貝自体の甘味も若干残っておりとても美味しかったです。洗っていた時は滑りと臭いが気になっていましたが、塩もみしたおかげかバター醤油の風味が強烈だったからか、全く気にならなかったです。
平貝の肝はクセも臭みも感じられず、バター醤油とは相性が良かったです。またほどよいコクがあってつまみには最適でした。
白ミル貝の肝想像以上に甘味があって驚きました。バター醤油の強烈な味にも負けない甘味の主張が感じられました。しかしホタテ貝のところでもお伝えした通り、やはり肝の緑色の部分に細かい砂が混じっていました。下処理の方法を調べたとき「不純物を取り除くこと」と書いてあったがここも含まれるとは思いませんでしたね~。緑色の部分を取り除いたらなかなか食べる所が少なくなってしまうので、白ミル貝の肝は一枚からほんの少ししか取れないけっこうな珍味だということが分かりました。お酒好きの方は絶対好きな味だと思うので、もし居酒屋などで見かけたら一度頼んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに炒める前はこんな感じでした↓

オレンジのやつは平貝の肝

いかがだったでしょうか。貝食べたくなったでしょ?(煽り)
春は二枚貝のベストシーズンなので、是非最寄りのスーパーや行きつけの鮮魚店に立ち寄った際は買って食べてみてくださいね~!

記事を書いている人
kozu@soichiro

魚好き。見るのも釣るのも捌くのも食べるのも。
色んな珍しい魚を食べていると突然「魚好きを増やしたい」と思い立ち、ブログや魚会を開き密かに活動中。
師匠は「気まぐれクックかねこさん」(ただの視聴者です)
みんな、魚たべよ!

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